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ゾレア®による治療を受ける重症アレルギー性ぜんそくの患者さまとご家族の方へ

監修:
東京女子医科大学 呼吸器内科学講座  教授・講座主任
多賀谷 悦子 先生 

自己判断でほかの処方薬を減量または中止しないでください。

ゾレアは、すでに起こっている発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではありません。ほかの処方薬を減量または中止するときは、必ず主治医の判断に従ってください。
絶対に、自己判断でお薬を減らしたりやめたりしてはいけません。
もし発作が起きたときには、別に処方された発作止め薬を使用するか、できるだけ早く主治医または近くの医療機関を受診してください。

また、ゾレアはIgEの働きを抑制します。IgEは寄生虫感染に対する防御機能をもつので、このお薬を使用中に、寄生虫感染のリスクが高い地域へ旅行する場合には注意が必要です。主治医に相談してください。
ゾレアの使用で、めまい、疲労、失神があらわれたり、眠気でぼんやりしたりすることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。