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ゾレア®による治療を受ける重症アレルギー性ぜんそくの患者さまとご家族の方へ

監修:
東京女子医科大学 呼吸器内科学講座  教授・講座主任
多賀谷 悦子 先生 

注射の仕方については、主治医または医療機関の指示に従ってください。

注射の仕方

消毒~注射針カバーを外す

❶消毒します。

消毒します。

● 注射する部位とその周囲をアルコール消毒綿で消毒します。

❷注射針カバーを外します。

注射針カバーを外します。

注射針カバーをまっすぐ引き抜きます。注射針カバーは付け直さ ないでください。

注意

● 消毒した部位は注射するまで手を触れないようにしてください。
● 注射針カバーを外す際には、注射針を曲げたり、手に刺したりしないようにご注意ください。
● 注射針カバーを外す際、プランジャーを押したり、引いたりしないでください。
● 注射針カバーを外した際、針の先に薬液の水滴が見えることがありますが、問題ありません。
● 注射針カバーを外したら、すぐに注射を行ってください。

針を刺す

❸注射器を持って、針の角度を確認し針を刺します。

腹部への注射
※へその周り5cmは避けてください。
挿絵:針を刺す

● シリンジを人差し指と中指ではさみ、親指は軽く添えます。

挿絵:針を刺す

● もう一方の手で、注射部位をつまみます。皮ふをしっかりとつまんで、筋肉内ではなく、皮下に注射できるようにします。

挿絵:針を刺す

● 皮ふに対して約45度の角度で、針をあてます。

挿絵:針を刺す

● シリンジをしっかり持って、確実に注入するために、角度を変えずにまっすぐ注射針を根元まで刺しこんでください。

● 注射針を刺しこんでいる最中はプランジャーを押さないでください。

大腿部前面
(太もも)への注射
大腿部前面(太もも)への注射
上腕部の外側
(二の腕)への注射
上腕部の外側(二の腕)への注射

※ご家族の方が注射される場合は、上腕部の外側に注射することもできます。ただし、ご自身で注射される場合はこの部位は避けてください。

薬液を注入する~針を抜く

❹プランジャーヘッドを押します。

プランジャーヘッドを押します。

● 人差し指と中指でシリンジをはさみ、親指をプランジャーヘッドに添えます。
● プランジャーヘッドが翼状安全ガードの間に完全におさまるまで、ゆっくりとプランジャーヘッドを押しきります。

❺プランジャーヘッドを確認します。

プランジャーヘッドを確認します。

● プランジャーヘッドが図のように翼状安全ガードの間にあることを確認してください。
● これにより、安全ガードが作動し、注射終了後に針が覆われます。

❻プランジャーヘッドを放します。

プランジャーヘッドを放します。

● シリンジを注射部位に置いたまま、安全ガードで針が覆われるまでプランジャーヘッドをゆっくりと放します。
● 安全ガードで針が覆われたことを確認後、シリンジを注射部位から離します。

消毒

❼新しいアルコール消毒綿でおさえます。

新しいアルコール消毒綿でおさえます。

● 注射した部位に少量の出血がみられる場合、新しいアルコール消毒綿で注射部位を揉まずに10秒間おさえます。
● 必要に応じて、絆創膏を使用してください。

2本以上注射する場合は、下記の通りシリンジを廃棄してから❶~❼までの作業をくりかえしてください。
(すでに注射した部位から3cm以上離れた部位に注射してください)

注意

● 注射した部位を揉むと腫れることがありますので、揉まないでください。

シリンジの廃棄

使用済み注射器入れ(廃棄容器)

● 使用済みのシリンジは各医療機関の指示に従い、危険のないように廃棄してください。注射針およびシリンジは再使用しないでください。

注意

● 注射針カバー、アルコール消毒綿は、各市区町村の収集方法に従って家庭ごみとして捨ててください。
● 廃棄容器は、子どもの手の届かない場所に保管してください。