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体軸性脊椎関節炎でコセンティクス®を使用される患者さんへ

監修:
公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院
整形外科 副部長・乾癬センター
辻 成佳 先生

もし副作用かな?と思ったら速やかに対処することが大切です。

特に注意が必要な副作用

重いアレルギー症状[1]

イメージ:アレルギー症状に苦しむ男性のイラスト

多くの場合、薬剤投与後30分以内に、「皮膚の赤み」「じんましん」「のどのかゆみ」「吐き気」「くしゃみ」「せき」「声のかすれ」「息苦しい」「どうき」「ふらつき」などの症状がみられます。

結核、肺炎などの重い感染症[2]

イメージ:咳をする男性のイラスト

「発熱」「せき」「息苦しい」などの症状がみられます。

炎症性腸疾患(IBD)[3](えんしょうせいちょうしっかん[あいびーでぃー])

イメージ:腹痛に苦しむ女性のイラスト

潰瘍性大腸炎やクローン病といった小腸や大腸などに慢性の炎症が起き、潰瘍やただれができる病気で、「腹痛」「頻繁な下痢」「便に粘液や血液が混じる」などの症状がみられます。

紅皮症(剥脱性皮膚炎)[4](こうひしょう[はくだつせいひふえん])

イメージ:皮膚が赤くなった男性のイラスト

ほぼ全身の皮膚が赤くなる、フケやかさぶたのようなものができて、それがはがれ落ちるなどの症状がみられます。

予想される主な副作用

かぜ、皮膚や粘膜などの感染症の症状

のどの痛み、さむけ、熱、せき、からだがだるい、皮膚や粘膜にかゆみやただれなどの症状がみられるなど

イメージ:咳き込む女性のイラスト
イメージ:不調で椅子に座り込む男性のイラスト

これらの症状に気づいたり、
少しでも体調が良くないときは、
必ず主治医にご連絡ください。

  1. 厚生労働省:重篤副作用疾患別対応マニュアル アナフィラキシー(令和元年9月改定)

  2. 日本皮膚科学会乾癬生物学的製剤検討委員会:乾癬における生物学的製剤の使用ガイダンス(2019年版), 日皮会誌. 2019;129(9):1845-1864.

  3. 日本消化器病学会:患者さんとご家族のためのガイド 炎症性腸疾患(IBD)ガイド. 2020年1月25日発行
    https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/

  4. 佐伯秀久:日本臨牀. 2018;76(1):41-45.